M2 Competition|FSWで始動不能・S55クランクハブ修理
- Minoru Miaki
- 2024年2月3日
- 読了時間: 1分
更新日:2 時間前
こんちくわ! 今回は横浜から入庫したBMW F87 M2 Competition。FSW走行中にドライブトレーン警告が出て、その後エンジンが再始動できなくなった車両の故障診断とS55クランクハブ修理です。
入庫後、まずスコープで燃焼室を確認。この車両では目視できる範囲に明確なバルブクラッシュ痕は確認できず、分解を進めるとバルブタイミングのずれを確認しました。さらにクランクハブ周辺を点検し、対策部品へ交換してバルブタイミングを再調整しています。対策部品を入れれば将来の故障可能性がゼロになる、という意味ではありません。
ハブ周辺を組み直してもエンジンは始動しなかったため、配線図を確認しながら電源系統を追跡。DMEからの電源ライン上にあるFUSE部の不具合を特定し、該当部品を交換すると正常に始動しました。今回の始動不能は、クランクハブ側の異常だけでは説明できない別要因も重なっていた事例です。
修理後はDCTフルードも交換し、最終確認を実施。遠方からの入庫では再作業の負担が大きいため、故障箇所だけでなく周辺の状態も確認しながら作業範囲を決めています。





コメント